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DIYでインパクトドライバーをプチ改造 水平器を取り付けてお手ごろ垂直打ち!

インパクトドライバーをプチ改造 DIYで水平器を取り付け

インパクトドライバーでビスを打つときやドリルで穴をあけるとき、斜めになってしまうことがありますよね。
斜めになると、強度が落ちたりビス先が飛び出したりとクオリティの低下につながります。
ドリルスタンドを使えばいいのですが、価格もそれなりにするし手間がかかるのが難点。
正直、ちょっとしたものをパパッと作りたいときには面倒です。

そこで、簡易に垂直打ちができるように、インパクトドライバーをプチ改造してみました。
もちろんドリルスタンドほどの正確さはありませんし、改造に少し手間はかかりましたが、作業効率・クオリティを上げられる小技です。

ちなみに、ドリルスタンドを買うとなると、まともな商品は7,000~8,000円前後。
今回のプチ改造は水平器640円のみなので、一考の価値アリではないでしょうか。

目次

そもそも、インパクトに後付けできる水平器があるけど

実はインパクトドライバーに装着できる水平器が市販されています。

ヘッドにはめ込むだけで水平・垂直が確認できて便利です。
自作・改造は面倒だな~…という方はこんなアイテムを活用してみるのも一つの方法です。

ただ、やはりドリルスタンドほどの精密性は期待できません。

さらに

  • 装着・作業のたびに水平の確認が必要
  • 付けたままだと持ち運び・収納の邪魔になる/水平がずれる

といったデメリットもあり、個人的にはあまり魅力を感じませんでした。

そのため、よりコンパクトで機動性が高く、垂直の目安としてある程度の効果が期待できつつコスパもいい、今回の改造を行ったわけです。

前フリが長くなりましたが、以下で改造の手順をまとめています。
「精緻でなくていいからある程度の垂直を手軽にとりたいな」という方の参考になれば嬉しいです。

インパクトプチ改造の材料と道具

材料(?)は

  • インパクトドライバー
  • 丸型の水平器
  • 速乾ボンド

水平器は、エビスダイヤモンドの丸型気泡管R20です。
エビスは他メーカーよりも精度が高いと思います。

速乾ボンドはコニシのG11Zを使いましたが、ゴムやプラスチックの接着ができるものなら大丈夫だと思います。
水平を保つにあたり、粘り気というか弾力があるタイプがいいかな。

道具は

  • 紙ヤスリ(100番)
  • プラスドライバー
  • カッター
  • ノミ

を使いました。

インパクトドライバーに水平器を取り付ける方法

使うインパクトや水平器によって多少違うと思うので、手順は参考程度に。

写真を撮り忘れまして、少し分かりにくいかもしれませんが…

水平器の裏を削る

今回使うのは、直径20mmの丸型水平器です。
水平器の裏面に2mm程度の凹凸があるため、そのまま貼り付けると接着面が少なく剥がれてしまいます。

この凹凸を、紙ヤスリで削って平らにします。

まずは作業台が水平であることを確認してください。
そこに紙ヤスリを固定して、水平器を押し当ててスライドするようにして少しずつ削っていきます。
気泡を見ながら、なるべく水平な状態をキープしつつ削るのがキモです。

インパクトドライバーのカバーを外す

インパクトドライバーをプチ改造して水平器をつける(ヘッドのフタを外す)インパクトのヘッド後ろに、ネジが2ヶ所あるので、プラスドライバーでくるくる外します。
すると後ろのカバーがパコッと外れます。

カバーの貼り付け面を平らにする

DIYでインパクトドライバーをプチ改造 水平木を付ける(インパクトのカバー図解)

カバーのおしり部分はゴムでデコボコしています。
なので、ゴムを切り取り、その下にあるプラスチックを少し削って、なるべく平らにしました。

水平器に合わせて直径20mmの円を取り、その部分のゴムをカッターで切り取ります。
それでもまだプラスチックの凹凸があるので、ノミで軽く削りとって平らにしました。
あまりやりすぎるとカバーに穴が開きますから慎重に…

また、直径20mmの円だとゴム部分だけでなくプラスチック部分にもかぶるので、そこはカッターでカリカリ削り取りました。

最終的に、直径20mm・深さ1.5mmくらいの平らな円を作れればOKです。

こうすることで水平器をほんの少し埋め込む形となり、接着が安定しやすくなります。
見た目でもスッキリしてキレイに仕上がりますね。

カバーに水平器を接着する

DIY インパクトドライバーをプチ改造して水平器をつける(接着)

インパクトのカバーを水平な場所において、水平器を取り付けます。

カバーと水平器の両方に速乾ボンドを少量塗り、手で触ってもくっつかないくらいに乾かしてから張り合わせ。

乾ききる前、ボンドに弾力があるうちに水平器の水泡が中心にくるよう微調節をします。
水平器の裏やカバーを削るときに多少ズレがあっても、ここで水平を保てれば勝ち。

いいところでキープして乾かせば完成です。

水平器つきインパクト完成

DIYでインパクトドライバーに水平器をつけた(完成)

材料が水平に置かれている必要はありますが、これで垂直にビス打ち・穴あけできるようになりました。

とはいえ、目視&手振れがあるのでドリルスタンドを使ったほうが精度はいいです。
精密な作業の場合は、ドリルスタンドを使いましょう。

しかし自宅でのDIYなどちょっとした作業ならこれで十分。
時間節約やクオリティ向上につながると思います。

垂直打ちのコツとしては、水平器を気にしてゆっくり進んでいくよりも、最初に垂直をとらえたら勢いでガッといくほうがキレイにいきます。

なお、ヘッド部分に棒状水平器をつけることで水平の打ち込みもできるようになるのですが…
その場合、インパクトを横から目視する必要があり使い勝手は微妙かなと思うので今回は未実施。

以上、DIY好きな方の参考になれば嬉しいです。