バイク

エリミネーター250 バイクのシートカバー張り替えを自分でやってみた

バイクシートカバーをDIYで張り替え

毎日の出勤などに、バイクを使っています。
中古で購入したカワサキのエリミネーター250です。

購入から3年ほど。
シートカバーが破れてしまったので、交換することにしました。

破れたバイクシートカバー
普段お世話になっているお店に聞くと張り替えに15,000円ほどということで、自分でやってみることに。

自分で交換すれば、シートカバー代(5,000円ほど)で済みます。
作業の時間はかかりますが、メンテは自分でできると楽しいし数時間と思えば節約にもなりますね。

シートカバーの張り替えは難しそうに見えて、やってみれば意外とできるものでした。
再度交換するときのために、また「やってみようかな」という方の参考になれば、と作業内容をまとめておきます。

今回作業に当たってこちらを参考にしました。
とても丁寧に解説されていますし、車種ごとのポイント(別ページ)もあります。
ぜひ確認してみてください。

standard(シート皮販売&シート張り替え支援サイト)

目次

張り替え用シート皮を用意

張り替えるならまずはシート皮を購入しなければなりません。

上記のサイトではシート皮の販売もしています。
しかしわが愛車エリミネーター250の皮は在庫切れだったので、Amazonで購入しました。

張り替え用シートカバーの質感について

エリミネーター250のバイクシートカバーの新旧比較1

左側が今までついていたシートカバー、右側が張り替える新しいものです。

どちらもリアシート部分とサイドはマットな感じの生地になっています。
ここの質感が結構違ったので、比較してみました。

エリミネーター250のバイクシートカバーの新旧比較2

マットな部分に寄ったのが上の画像です。
前のもののほうがサラッとしてスムースな手触り。
新しいものは、少しザラっと粗さがあります。紙やすりでいうと100番くらいの印象です。

遠くから見るぶんには大差ない些細な違いではありますが、購入前の参考にしていただけたらと思います。

シートカバー張り替えに必要な道具

バイクカバーシートの張り替えDIY(使う道具類)

張り替えに使った道具は以下の通りです

  • シートカバー(シート皮)
  • 45Lビニール袋(防水用)
  • タッカー
  • ミニバール(マイナスドライバーでも可)
  • ペンチ
  • トンカチ
  • ハサミ/カッター

バイクのシートカバーを張り替える手順

  1. シートをバイクから外す(省略)
  2. シートカバーをはがす
  3. 中のスポンジを乾かす(濡れてなければ④へ)
  4. スポンジにビニールをかける
  5. シートカバーを貼る
  6. シートをバイクに戻す

シートカバーをはがす

バイク本体からシートを外し、ベルトや金具も外したら、シートカバーをはがしていきます。

シートカバーはタッカー(ホッチキスみたいなもの)で留められているので、その針を1つずつ抜いていくわけです。
ペンチで直接針をつかんでも抜けます。
しかし針がしっかり入り込んでいるとつかみにくいし、中のスポンジを傷つけてしまうかもしれません。

バイクシートカバーの張り替え(カバーをはがす)

なのでミニバールを使って針を浮かせてやるのがおすすめです。
(バールがない場合は、マイナスドライバーでもOK。)
バールやマイナスドライバーの尻をトンカチで叩いて、針とカバーの間にねじ込んで浮かせます。

バイクシートカバーの張り替え(カバーをはがす)2

針が浮いたら、ペンチで挟んで引っ張れば抜けます。

皮をはがしたらこんな感じ↓

バイクシートカバーの張り替え(カバーの中身)

中身のスポンジは結構変色していますね。
防水のためのビニールで全体を包むのが一般的かと思いましたが、これは一部だけにビニールが張られていました。
シートカバーが破けた側面部分はビニールがなかったので、スポンジが濡れてしまっていました…

中のスポンジを乾かす

シートカバーを張り替える前に、濡れたスポンジを乾かします。

陰干しで乾かすのがベター。
しかし梅雨時で乾きにくかったので布団乾燥機を使いました。
濡れている部分はちょっと水気が多かったので絞って水分を出したあと、ビニール袋にスポンジを入れ、密封状態にして布団乾燥機をセット。
夏用の低温モードで4時間ほど乾かしました。

ダニ退治モードなどの高温設定で乾かすと、スポンジが溶けたり変質したりする可能性があります。
低温モードにする/短時間の乾燥を繰り返すなど、高温になりすぎないように注意が必要です。

ちなみに、今回使用した布団乾燥機は「BRUNO マルチふとんドライヤー」です。

コンパクトだし靴乾燥などマルチに使えて重宝しています。
今回も予期せず活躍してくれました。

スポンジにビニールをかける

バイクシートカバーの張り替え(スポンジをビニールで包む)

今回の張り替えでは、全面にビニールを仕込みます。
45Lのごみ袋を切り開いて使用しました。

ビニール自体は留めたりせず、次の工程でシートカバーを張るときに一緒に留めていきます。

シートカバーを仮止めする

ビニールをかぶせた上から、シートカバーもかぶせます。

バイクシートカバーの張り替え(スポンジをビニールで包んだ裏側)

シートを裏側から見たところ。
わかりにくいですが、一番下に新しいシートカバー、その次にビニールでシート全体を覆っています。
ビニールのあまった部分はあとで切り落とします。
邪魔ですが、仮止めがある程度進むまではそのままで。

まずは後ろのセンターを仮止めします。

バイクシートカバーの張り替え(シートカバーの仮止め)

「→」のところに、うっすらですがセンターラインがあります。
これがシートの中央とズレないように注意。

とりあえず4㎝ほど折り返したところで、3ヶ所ほどタッカーで留めます。
あとで直せるので、とにかく中央のズレだけなければOKです。

バイクシートカバーの張り替え(シートカバーの仮止め)2

後ろを仮止めして前をかぶせるとこんな感じ↑
まだダルダルですが気にせずサイドの仮止めに進みます。

バイクシートカバーの張り替え(シートカバーの仮止め)3

サイドの

  1. くびれ部分
  2. 左右に膨らんだ部分(後ろのほう)

を仮止めしていきます。

左右のバランスに注意しながら、ぐーっと引っ張ってタッカーでパチン。
それぞれ3ヶ所くらいは留めておきます。

シートカバーの縫い目とクッションの形を合わせるようにしていくとフィットしやすいです。

同じようにして、前方も留めていきます。

バイクシートカバーの張り替え(シートカバーの仮止め)4
  1. 左右に膨らんだ部分(前寄り)
  2. 前部分の中央

の順番で仮止めします。

左右に膨らんだところは、なるべくシートの中央寄り(シートカバーの端のほう)にタッカーを打ちます。
シートのふちに打ってしまうと、シートをセッティングしたときに針がサイドカバーに当たってしまうので要注意です。

同じく、前部分の中央もなるべく生地の端のほうにタッカーを打ちます。
前にもセンターマークがあるので、それが中央からズレないように注意。

バイクシートカバーの張り替え(シートカバーの仮止め)5

仮止めが終わるとこんな感じ。
まだ中央部にゆるっとしたところがあります。
これをまた少しずつフィットさせながら本張りへ。

  • 中央がズレないように気を付ける
  • 縫い目に合わせて引っ張ってフィットさせる
  • タッカーは生地の端に打つと安心
  • ビニールはシートカバーより大きめに、余裕をもってカットする

シートカバーを張る

本張りも、仮止めと同じように後ろ側からはじめて前側へと進んでいきます。
仮止めの針を抜くとズレてしまうので、ある程度は本張りを打ってから抜きましょう。

バイクシートカバーの張り替え(シートカバーを張る)

カーブのところなどは、重ねて何本か打ってOKです。
うまくいかない場合は針を抜いて何度でもやり直せるので、あまり心配せずにどんどんやってみることをおすすめします。

あまり外側に針を打つとボディなどに当たってしまう場合があるので、なるべく内側(シート生地の端)にタッカーを打つことだけ忘れずに。

バイクシートカバーの張り替え(ほぼ完成)

少し中央部分が浮いている感じがあります。
しかしあまりピッタリ密着させようとするとシートが反ってしまいます。
シートの形状としてこれくらいでOKです。

…というわけで完成。

バイクシートカバーの張り替え(ほぼ完成)裏側

裏側はこんな↑感じです。
最後にビニールの余っている部分を切り落とします。
この時、シートカバーよりほんの少し大きめにすること。でないと防水できない場合があるので注意です。

完成!バイクに装着

バイクシートカバーの張り替え(バイクにセット))

バイクに設置したらこんな感じ。
見た目はそんなに変わりません。
でも新しくてキレイになった…かな?
初めてのバイクシート張り替えでも、これなら十分じゃないでしょうか。

バイクシートカバーの張り替え(バイクにセット)横から

横から見るとこんな感じです。
しっくり落ち着いています。

自分でメンテナンスできると、より愛着が増す!

作業は、スポンジの乾燥を含めても1日で終了しました。
乾燥がなければ、1~2時間でできるかもしれません。
これでまたひとつ、自分でメンテナンスできる部分が増えたのは嬉しいです。

こうしたメンテナンスが自分でできると、時間や費用の節約になります。
なにより、愛車に手をかけられるというのは楽しいものですし、より愛着がわいて、大事にしようと安全運転にもつながるでしょう。

今後も手をかけながら大事に乗っていけたらなと思います。